第10章 【闇夜の太陽/2章:逆ハ編 33~40話ワノ国編/3幕終幕
《AnotherStory》闇夜の太陽2章
35/40話:1(3/3)/1P┃105/00P┃2300字
ドリノベ様再投稿用変加筆済
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「いや、いや、いやぁ──!ローくん!ローくんっ!!」
「━━━!?」
「助けて、助けてコラさん!!!!!!」
涙で滲んだ瞳でよく見えないコラさんに必死にすがる。
「分かった、分かったから落ち着け」
泣き叫ぶ私はコラさんに隙間なく抱きしめられていて、彼の服しか映らない。そんな状態で優しい腕の中で少し落ち着くことが叶う。
ずっと「よしよし」と、ポンポンをされながらコラさんの声だけが聞こえてる。
「今回はべつにローは死なねェんだろ?」
「……………………あ」
「ガチで死にそうな時は放っておかねェから」
「……………………うん」
「心配なら《メイメイ》使ってやれ」
「……………………はい」
そういわれて使った《メイメイ》はいつもより強い光としっかりした軌道を描いていた。
(生命力を上げるだけで自己回復力が早くなる能力だけれども………ただでさえスゴく驚異的な回復速度を誇っている【ONE PIECE】のほとんどの登場人物達にはどれだけの効果があるかは謎でしかない。所詮は気休め)
二人の最後の大技にも耐えたマムにローが使ったのは《カーム》で、キッドがローが開けていた大穴に落として、勝利を勝ち取る。
使用時の瞬間にコラさんが口を押さえて泣いていた。私はボロボロのローくんに抱きつく。
「ごめん、本当はコラさんがいいよね……」
「ばーか。…………ただいま」
ルフィがCP0にやられて[カイドウの勝利]が知れ渡ると、ローとキッドの首を狙ったカイドウ一味手下がたくさん現れる。
両海賊団のクルー達と交戦になるけれど、そこでもコラさんが活躍していた。
(戦闘もできなければ回復もできないよ!!)
普段はギリギリ問題なくても、こういう───[みんなが戦ってる時]に足手まといなのは問題かもしれない。
だって『ここは[バトル漫画]の世界なんだから』と血だらけのコラさんとローくんを目に焼きつけて思う。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━