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たまのケージ【ヒロアカ】

第16章 Drastic medicine(緑谷出久 ホークス)


苦しくて、苦しくて早くこの欲を全部出したくて仕方ない。

そう思うと腰の動きが速まってしまって繭莉が泣きそうな声を上げる。
「あ!や、やだ、はげし……お願いっ、優しく、してっ」
「ごめん、繭莉」
脚を更に開かせて、奥の奥まで犯していく。
「やぁっ、あ、あ、っあ、こんな……わ、たし……壊れるっ……!」

壊してやろうと思った。

今繭莉を壊さないと、俺が壊れる。

そんな身に迫る危険を、感じたから。

「っひ、あ、あぁっ、なんか、くるっ、やだ、やだあぁぁっ!」
本格的な泣き声を上げた繭莉のナカがエグい程締まって射精感が一気に跳ね上がる。
「っ……く……!」
彼女をかき抱くと、その狭く締まり切ったナカに自分の欲を全部吐き出した。

「はぁ……は……っ……」

俺の腕の中でくたっと脱力する繭莉の頬に、そっとキスをした。



こうして関係を持ってしまった事で、俺は病的な程繭莉に沼っていった。



それが、後々自分の首を絞める事になるとも知らずに。





それから、1か月後。


「ホークス、繭莉のやる気スイッチ、どう押したんですか?」

目良さんが、俺の机に缶コーヒーを置きながら尋ねてきた。

「やる気スイッチ?俺が?」
「最近数学の小テストがあったみたいなんですけど、驚く程点数が良かったらしいんですよ」
「あー……本人の気の持ちようなんじゃないっスかね」

目良さんには、当たり障りのない返しをした。


初めて繭莉を抱いてから、1か月。


その間に、勿論勉強も教えた。

けど、それは俺が彼女に会いたいだけの理由で。


気付けば散々抱き倒すというすっかり爛れた関係を高校生と持ってしまっていた。


正直良くない。

良くないとは思うけど、そうする以外に繭莉を繋ぎ止める術を持っていなかったし知らなかった。

そんな事をうっかり話したら、目良さんは一体どんな顔をするだろうか。

それを考えると、恐ろしくて言えなかった。

「そうですか……まぁ、やっとやる気になってくれたって彼女の親も喜んでましたし?一件落着ですかねぇ」
「……それは、よかった」

繭莉は、誰かにこの関係を口外していないだろうか。

それも、考えると恐ろしくなる。

言われたら困ると思っているからだ。
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