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たまのケージ【ヒロアカ】

第16章 Drastic medicine(緑谷出久 ホークス)


どれくらいの間、そうしていただろうか。

繭莉は、俺の腕の中でぴくりとも動かなかった。

「……繭莉」
俺の声で、華奢な身体がようやくビクっと反応した。
その身体を抱き上げて、隣に座らせる。
「……」
黙りこくったままの繭莉の顎を掴んで、自分の方に向かせると涙を溜めたままの瞳が真っ直ぐにこちらを見つめてくる。

今にも零れ落ちそうな涙を指で掬って、眦に口付けた。


繭莉が、誘ったから。


繭莉が、教えてくれと言ったから。


この、発作のような衝動を止めてくれるのは目の前の繭莉しかいなさそうだったから。


心の中で思ったのは、全部彼女と関係したい為の言い訳だった。


「繭莉の、所為だから」

今度は、少し開いた唇にキスをした。
繭莉は、簡単に俺のキスを受け入れた。
行き場を失っていた彼女の手が、また俺のシャツをきゅっと掴んだ。

ややあってから唇を離すと、耳元で繭莉が囁いた。


「私の所為にして……今だけ、全部」


その言葉を聞いた瞬間、自分の中の欲望が沸点に達した。

グッとソファに華奢な身体を押し付けると、その上に覆い被さって制服のシャツのボタンをプチプチと外していく。
「あ、ん……っ」
もうそれだけで感じているのか、甘ったるい声が聞こえてくる。

ボタンを外し終えると、眼前に晒されたのは真っ白な肌。

「あっ!」
胸元に口付けて、軽く吸うと簡単にそこには紅い痕がくっきりと残った。
繭莉は、そこを見ると少し恥ずかしそうに顔を横に向けた。
「痕つけちゃ……んっ」
ブラジャーを上にずらして胸を掴むと、びくっと身体が反応して白い肌が少しずつ紅潮していく。
「あ、あ……っ……」
ぴんと立った乳首を指できゅっと摘まむと、甘い吐息が彼女の口から漏れた。
「はぁっ、あ、んぅ……」
「気持ちいい?繭莉」
「んっ、うん……」
頷いた横顔は、とろっと蕩けていてそれが下半身からせり上がってくる欲望を刺激する。

早く挿れたい気持ちを抑えながらショーツをずらして秘所に触れると、そこはもうしっとりと濡れていて指で上下に擦るとくちゅくちゅと音が漏れた。
「あっ!あ、あ、ホークス、さ……」
びくびくと身体を震わせる繭莉の目から、ぽろっと涙が零れた。
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