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鬼滅~甘い恋の話~時透無一郎、冨岡義勇★R18

第23章 僕の名前を呼んで〜時透無一郎【R18】


無一郎の屋敷に着いた時なぜか初めて来たような感じがしなかった。

屋敷がやけに静かだった。雑用をしてくれる隠の姿が二、三人見えるだけだった。

「この屋敷は夜になったら僕とゆきだけになるから」

「え?この前居た時透さんの継子の方は?」

無一郎は、すっと真顔になった。

「あー。継子は解消した。お館様も承諾済みだよ」

ゆきは、何故か気持ちがホッとした。何故かわからないが良かったと思っている自分がいた。

無一郎の腕が後から絡みついた…

「えっ?時透さん?どうしたんですか?」

無一郎は、ゆきよりほんの少しだけ背が高い程度だ。だからゆきの顔の真横にもう無一郎の顔が迫る。

「ごめん。不安な気持ち嫌な気持ちにさせて」

「ど、どう言う意味ですか?ち、近いです…」

無一郎は、力を緩めずもっと強く自分の身体に抱き寄せる。

「と、時透さん?」

「嫌だな、その呼び方」

無一郎は、ゆきの耳元に唇を近付け呟く

         「名前を呼んで」

もう何が何だか分からなくなり恥ずかしさで、無一郎を力いっぱい押し退けた。

「赤くなってる。可愛いなぁ…」

「わ、私今からお稽古なんで、また夜帰ってきますね」

「冨岡さんの所に行くの?継子解消してもらったら?」

ゆきの動きが止まった…。そうだよね。普通そうだよね

迷惑だよね義勇さんに
いつまでも、稽古つけてもらって水の呼吸を継承したいとか…

「取りあえず行ってきます…」


ゆきがここに帰ってきた…

僕が子供だったからゆきに意地悪したり、冨岡さんにも嫉妬したり…
挙句の果てに、ゆき以外に目移りしてしまった。
もう後悔したくない。
ゆきに思い出してもらいたい。僕の事を

そして謝りたい傷つけた事を…

今日から毎日一緒に居れる

ずっと寂しかった

恋しかった


義勇の屋敷…

変わらずゆきは、稽古をつけてもらっていた。だが義勇とは、稽古以外では話をしないようにしていた。

「義勇さん。お昼ご飯できてますよ」

婚約者の百合が義勇を呼んでいた。私はいつもお昼は屋敷の近くのお蕎麦屋さんに行くようにしていた。

だが、今日は屋敷を出た所で義勇が着いて来ていた。
 
「俺も、一緒にいいか?」








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