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魔族と人と、、、

第10章 がいこうかい かいし




オディアス教皇が舞台に立ち、
すぐ隣に同盟国GJRIのティーグ夫妻が立つ

下げていた参加者達の頭が上がる



各国の代表が舞台に揃った

左から
テイツチ大国代表、デビアン帝国代表、
ヒューニンザ帝国皇族、
聖クルセミア教会、同盟国GJRI、
レイミセイ大国、
という並び順となった。



ヒューニンザ帝国のエドウィン皇帝陛下が前に出てきて

「〚では、外交会の為に集まってくれた各国の皆々様へ歓迎の意味も込めて、まずは乾杯をしよう!!〛」

その言葉と同時に会場スタッフの魔法展開により、
参加者それぞれの前に炭酸の白ワインが入ったグラスが現れる
もちろん、未成年の参加者にはジュースになっている。

それぞれがグラスを手に取る。


「ギルヴァ様……」

なかなかグラスを手に取らず、舞台のオディアス教皇の方を見ていたギルヴァの分のグラスを取り、声を掛けたマキア

「あ……あぁ……」

「色々と思う所はございましょうが……今は開会パーティーに集中するべきですよ。」

「……マキアの言う通りだな……悪かった…すまん。」

グラスを受け取りながら謝るギルヴァに…いいえ。と言いながら微笑むマキア



グラスを持った参加者、各国代表達を確認した
エドウィン皇帝陛下がグラスを掲げて


「〚外交会での交流が各国にとって良いものになるよう願って…
ここに外交会の開会を宣言する!…乾杯!!〛」


「乾杯!」
「乾杯!」
「乾杯!」

エドウィン皇帝陛下の乾杯の言葉に合わせて、会場全員がグラスを掲げて、乾杯する


クイトとリリンは、ロボルーラ伯爵家の家族全員で乾杯をし

ミへーラフィ侯爵家も、マキア以外がそれぞれ夫婦で乾杯をし

各国の代表達もそれぞれ一緒に参加してる者同士で乾杯をし


「乾杯…」

「乾杯です。」

ギルヴァとマキアもグラスを重ねて乾杯し、レンヒとビィナともそれぞれ乾杯をして一口飲んだ。




「〚さぁ!乾杯をしたから外交会について大切な発表をしたいと思う!!〛」

エドウィン皇帝陛下の言葉に、また参加者達が舞台を注目する。



「……キドウィンよ…良いか?」

「はい。皇帝陛下……いつでも…」

エドウィン皇帝陛下が静かに確認すると…

キドウィン皇太子は返事をする。

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