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魔族と人と、、、

第6章 しょうじょ




心配するミルアのことを見ながらフッと笑い

「心配するな。何も闇属性や魔力を流すわけじゃない。マキアの元の魔力の色を合わせてやって、荒れを落ち着かせる手引きをするんだ」




魔法は体内に溜まった魔力を消費して使える。

魔法の仕組みは…
魔力を消費をする際に、色に染ってない状態の魔力を各属性の魔法を使いたいイメージの時に、魔力が属性の魔法の色に変化をし、魔法が発動される。

なので元となる魔力は透明のように何の色にも染ってない事になる。


「〜荒れを落ち着かせるって…それは大将軍に負担があるんじゃないの?〜」

「ミルアの主であるマキアがこうなったのは俺の責任なんだ!……スヴァガルでいきなり血の交換なんてしたから……だから負担だろうが何だろうがやる!!」

そう言うのと同時に杖から黒い布のような結界がギルヴァとミルア含めてキングサイズベッドの周りを囲む

「〜結界??〜」

「あぁ、闇属性の結界だ。光属性のミルアには辛いんだったらベッドから離れれば結界から出れる」

「〜中位クラスだからって嘗めないでよね?〜」

そう言いながらミルアは自らの胸元をポン!と触れると黄色い光のミストがミルアの身体に密着するように展開される

「光属性魔法で中和か?……やるな」

感心しながらもベッドに座ってマキアの両手を、両手で持ち握るギルヴァ

「魔力の合わせに集中する。終わるまで周りの警戒を頼んでいいか?ミルア」

手を握るギルヴァにミルアは察して、フン!と鼻を鳴らす

「〜主が大将軍を呼んだのよ。原因についてよく分からないけど、それでも大将軍のことを主は信用してるってこと。主がそうなら召喚獣であるワタシは従うわ。……大丈夫よ。周りは任せて!〜」

そう言いながら、胸を叩くミルアにフッと笑みを零すギルヴァ


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