第1章 序章
一応、ハーフだから
日本人の顔に青い瞳をしている事を驚かれた事は数多くあった
クラスが初めてになった人には、しつこく声をかけられたし
机に人が集まるしで大変だったなぁ…
家の事を知らない新人の先生にはカラコンかって疑われた事もあったし…
花火「(この世界は皆、髪も瞳も不思議な色の人が多いし、、言われる事は無いだろうけど)」
というか…そもそもモンスターが喋ってたし…、何かよく分からないけどケモミミの人もいた気がするし…
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そうこうしている間に、寮の扉の前まで来た
蝶番がキィキィと音を立てていて、今にも外れそうな扉だ
横についている灯りも蜘蛛の巣がはっていて、とてもつきそうにない
クロウリー「さ、中へどうぞ」
一応鍵はついていたらしく、学園長が鍵を開けて中に入る
花火「…、分かっていた事ではあるけど…。やっぱり中も趣がありすぎる……」
床や壁に穴が空いてるし…
蜘蛛の巣も無数にあるし…
鼠や虫がいきなり飛び出してきて、ぎゃあ!!と情けない悲鳴をあげた
クロウリー「ここも昔は寮として使われていたので、部屋もいくつかありますよ」
花火「そ、そうなんですね」
とりあえず安心して寝られる部屋を見つけて、朝日を拝みたいんですけど!!!
ギシギシと音を立てる床に突っ立っていると
スゥ~~と冷たい空気が背中を通った
花火「ブルッ…!な、なに…?今の…」
???「ヒーヒッヒ!!久しぶりのお客さんだぁぁ!」
花火「え…え!?」