【呪術廻戦/五条悟R18】── 花冠の傍らで ──
第8章 「アシンメトリー・ナノ・ループ・ビーズ**」
「……今日はさ」
私の濡れた唇を親指の腹でゆっくりとなぞりながら、先生が低く囁いた。
「がぐちゃぐちゃになって泣く顔、たくさん見たい気分なんだよね」
先生の口元は意地悪に笑っているのに、目だけは妙に熱っぽい。
……ずるい。
悔しいくらいかっこよくて、目を逸らせない。
頭の芯が、ぼうっと熱くなっていく。
(私、どうしちゃったの……?)
痛いのも、恥ずかしいのも嫌だ。
頭でははっきりそう分かっているのに。
先生にめちゃくちゃにされるかもって……
そう思ったら、きゅんとお腹の奥が甘く疼いた。
「でも……い、痛いのは、いやです……っ」
「大丈夫、痛くしないよ。僕が痛いことしたことある?」
そう言って、先生がブラウスのボタンに触れた。
プツ、プツと軽い音を立てて、ブラウスが開かれていく。
「……せ、先生、あの……っ」
「挟むなら、少し大きくしておいた方がいいよね」
あらわになった下着ごと、先生の手が私の胸を包み込んだ。
そして、レース越しに先端を何度もぐりぐりと撫でる。
「んっ……ぁ……っ」
先生は下着を少しだけずらして、直接、柔らかい唇がそこに触れる。
「……ひゃっ、……んんっ……」
温かくて湿った感触。
先生の舌が這うように、優しく私の先端を転がす。
ちゅぅと強く吸い上げられると、声にならない息が漏れてしまう。
「……っ、あ、あっ……ふ、ぁ……っ」
先生の愛撫で先端はすっかり赤く色づいて、つんと硬く尖ってしまっていた。
先生が、薄く濡れた唇をぺろりと舐めると。
「そろそろいいかな」
クリップを手に取って、私のそこに近づけた。
ひんやりとした金属の感触が肌に触れ、きゅっと先端が挟まれる。
でも、想像していたような鋭い痛みはなかった。
「痛い?」
「……痛くは、ないですけど……っ」
ただ、ずっと誰かの指先で摘ままれ続けているような、変な感覚。
そこだけがずっと熱くて、どうしても意識が集中してしまう。