【呪術廻戦/五条悟R18】── 花冠の傍らで ──
第7章 「背伸びの先にある恋**」
パァンッ!
微かな呪力の気配と共に、小さな音を立ててブラウスのボタンが弾け飛んだ。
「ひゃ、え……っ!?」
はだけた胸元に、ひんやりとした部屋の空気が触れる。
(え、何!? ボタン飛んだ!?)
慌てて胸元を隠そうとしたが、先生の手が私の手首を掴んでシーツに押しつけた。
「だめ。……がそんなことするから、もう全然、加減できなくなった」
ひどく熱を帯びた声と一緒に、先生の唇が首筋へと押し当てられる。
「んっ、あ……っ、せんせ……っ」
ちゅっ、ちゅと逃がさないとでも言うように。
首筋から鎖骨へと、何度も何度も強い力で赤い印が刻み込まれていく。
(ひゃ、これ、絶対に跡残るやつ……)
ちゅっと皮膚を吸い上げる生々しい音が、すぐ耳元で響く。
熱くて、くすぐったくて、頭がおかしくなりそう。
シーツに縫い留められた両手は、ピクリとも動かなくて。
「……んっ、あ……っ」
また一つ、鎖骨の少し上に熱い唇が押し当てられる。
このままじゃ、本当に首元がキスマークだらけになっちゃう。
「せん、せ……っ」
首筋に顔を埋めたまま、先生が「ん?」と低く喉を鳴らす。
「さっき、呪力は……使わないって……っ」
ボタンを弾け飛ばしたのは、絶対に呪力だ。
最後にもう一度強く吸い付いてから、先生が顔を上げた。
「……あー、嘘ついちゃった。だって、ボタン外してる時間すら勿体なくて」
悪びれた様子なんてまるでなくて、むしろ楽しそうに笑っている。
「このブラウス、気に入ってたのに……」
「今度新しいの買ってあげる。だから、今は許して」
そのまま先生の手が、開いた胸元の隙間から滑り込んできた。