【呪術廻戦/五条悟R18】── 花冠の傍らで ──
第7章 「背伸びの先にある恋**」
「っ、ひゃ……っ」
下着の縁を、先生の指がゆっくりとなぞる。
今日のために、少しだけ背伸びして選んだ淡い水色のレースの下着。
そこへ向けられた先生の視線が、じっと熱を帯びて細くなる。
それだけで、どうしようもなく恥ずかしかった。
「、すごく似合ってる。……これ、今日のために選んでくれたの?」
そうだけど。
今日のために、わざわざデパートで時間をかけて選んだなんて。
そんなの、期待してたみたいで絶対知られたくない。
シーツに視線を落として、目を逸らした。
「……ち、ちがうもんっ」
強がってそう答えたけれど、声が震えて全然ごまかせていない。
頭のすぐ上から、くくっと意地悪な笑い声が降ってきた。
「ふーん? じゃあ、偶然なんだ」
(うっ……)
完全にからかわれている。
「ねえ、」
今度は耳たぶに、熱い唇が触れた。
「……今日は、ちゃんと素直になって」
「素直?」
「そ。はいつも恥ずかしがって、本当のことあんまり言わないでしょ?」
「そういうところも可愛くて好きなんだけど。でも今日は――」
先生の指が、熱くなった私の唇をゆっくりと撫でる。
「……思ったこと、ちゃんと口に出して」
「が素直に言ってくれたら、僕ドキドキするな」
(思ったことを、口に……)
頭の中で、その言葉をぐるぐると反芻する。
(先生をドキドキさせられる……)
そう思ったら、首を縦に振っていた。
次の瞬間、私の背中へと先生の手が回り込んだ。
小さな音と一緒に、胸元を締めていた感覚がふっと消える。
「……っ!」