【呪術廻戦/五条悟R18】── 花冠の傍らで ──
第7章 「背伸びの先にある恋**」
「……っ、そ、れは……」
「顔、さっきより赤くなってる。一体、何を吹き込まれたんだか」
先生は私の反応を楽しむように、空いている方の手で私の腰を引き寄せた。
密着した体から先生の鼓動が伝わってきて、頭の中がぼーっとしてくる。
「いいよ、今は言わなくて。……どうせ、あとで言わせるから」
先生はそう言って、軽々と私を抱き上げた。
「ひゃ、えっ!?」
突然視界が高くなって、反射的に先生の首に腕を回す。
「ここじゃ体痛くなっちゃうし。……続きは、ベッドでね」
一歩、また一歩とリビングの明かりが遠のいていく。
寝室の扉をくぐり、柔らかいベッドにゆっくりと下ろされ、沈み込むシーツの感触に全身の力が抜けていく。
覆い被さるようにして、先生が私の両横に手をついた。
「まずは……キスからかな」
(キス……っ)
さっきのリビングでの、熱くて蕩けるような記憶が蘇る。
緊張で、シーツを握る手にぎゅっと力がこもった。
まな板の上の鯉みたいに、身体がカチコチに強張ってしまう。
「……あの、私、何をしたらいいんでしょうか……っ」
先生の顔が、ゆっくり近づいてくる。
吐息が、唇のすぐそばを撫でた。
「舌、出して。……僕の舌、舐めて」
…………え?
舐める、って……私から?
そんなこと、自分からしたことなんて一度もない。
恥ずかしすぎる!