【呪術廻戦/五条悟R18】── 花冠の傍らで ──
第6章 「しのぶ恋なれ、夏の宵**」
「ふ、ぁ……ぅ……せ、んせ……っ」
突然の強い刺激に腰が跳ねてしまう。
その度に、お湯がぱちゃぱちゃと大きく音を立てた。
『あ、隣からも音する。お風呂入ってるのかな?』
『ここのお風呂広いし、泳いでるとか〜』
壁の向こうの声が、だんだん遠くなっていく。
どう思われてもいい。
笑われても、馬鹿にされても、もうどうでもいい。
唇をきつく噛んで、声を出さないことしか考えられない。
「……へえ、まだ我慢するんだ」
「ん、ふ……ぅ……っ!」
「でもさ。そうやって声殺してると……イく瞬間の快感、逃げ場なくなって……」
中をかき回していた指が、一番弱いところをぐりっと抉る。
「頭、パンクしちゃうよ?」
「――っ!?」
言われた意味を考える余裕なんてなかった。
指の動きが、急に早くなる。
「ん、っ……ぁ、ぁ……っ!!」
先生の指が、いっぱいかきまわして……
外もこす……こすれて。
あ、……あ、これ、だめぇ……っ
触れられている箇所の熱が、頭の中へ駆け上がってくる。
(……っ、だめ、きちゃ……っ!)
たまらなくなって、先生の太い腕を震える手でぎゅっと掴んだ。
「……ん、ほらイきな」
先生が最後の一押しとばかりに、外の突起を強く弾いた。
「ん、う――ッ……!!!」
掴んだ先生の腕に顔を押し当てて、声を飲み込んだ。
視界が真っ白に弾けて、足の指がピンっと反る。
外に出せなかった快感が、全部頭の中で爆発したみたいに。
何も考えられない。
何も分からない。
ただ、目の前がチカチカして、身体がビクビクと痙攣するだけ。
力が抜けて、ふにゃりと先生の胸に背中を預けた。
先生は「ほら言ったでしょ」と笑って、私の頭を撫でている。
「……は、ぁ……っ、ぅ……」
肩で息をしながら、空を見上げた。
(あ……星きれい)
熱に溶けた頭で、そんなことをぼんやり考えている間に。
隣でお湯が大きく揺れる気配がした。