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【呪術廻戦/五条悟R18】── 花冠の傍らで ──

第6章 「しのぶ恋なれ、夏の宵**」


「……好き勝手言ってくれるよねぇ。、あんなの気にする必要ないよ」



耳元で、先生が低く呟いた。
怒っているようにも、呆れているようにも聞こえる声。



「でも……! よくないです……」

「何が?」

「だって……本当のことだし……それに、私がいたら先生まで悪く言われちゃいます……っ」



私のことは、何言われてもいいけど……
先生に迷惑だけはかけたくない。


でも、先生は鼻で笑っただけだった。



「関係ないね。僕はが好き」

「……っ」

「他人にどう言われたからって、この気持ちが変わることはないよ」

「先生……」

「でも、がそんなに気にするなら……」



私を抱きしめる腕に、ぎゅっと強い力が込められた。



「あいつらに、分からせてやろうか?」

「……へ?」



分からせる? どういうこと?
聞き返そうとした、次の瞬間だった。



「――っ」



先生が私の肩を押さえて、強引に横を向かせた。
視界が揺れ、目の前に先生の整った顔が迫って――



「んっ、……!?」



有無を言わさず、唇が塞がれた。
舌が奥まで伸びてきて、上あごをなぞり、歯列の裏をゆっくり辿る。
かと思えば、私の舌を絡め取るみたいに強く引き寄せた。

 

「……っ、ん……ぁ……」

 

吸われるたびに、口の中の空気が奪われていく。
熱い吐息が混ざり合って、頭の芯がじわっと痺れる。


先生が一度だけ唇を離して、細く息を吐いた。

 

「……息、できてる?」

 

そう言われて、はっと息を吸い込んだけど。
またすぐに塞がれる。
今度はさっきよりもゆっくり。
舌先で私の舌をくすぐってから、強く吸い上げた。
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