【呪術廻戦/五条悟R18】── 花冠の傍らで ──
第6章 「しのぶ恋なれ、夏の宵**」
「……っ!?」
先生の手が、私の浴衣の襟元から入り込んできた。
食事をして体温が上がっているせいか、先生の手はさっきよりも熱く感じる。
「せ、せんせ……っ」
「何? いいよ、続けなよ」
下着のカップを乗り越えて、胸の先端を爪先で軽くカリカリと引っ掻かれる。
「……っん、あ……ぅん……」
画面をタップしていた人差し指に、自然と力が入らなくなっていく。
胸に触れてる先生の手の感覚ばかりが、どんどん濃くなっていって。
頭の中が、勝手にそっちに引きずられていく。
「……止まってるよ?」
先生は意地悪く囁きながら、親指と人差し指で、硬くなった先端を転がすように捏ね回した。
「んっ……ぁ……っ」
背中からは先生の胸板の感触。
前からは、胸を弄る熱い指。
挟まれて、逃げ場がなくて。
先生の匂いが強くなった気がして、頭がクラクラする。
私は、反射的にその手を掴んだ。
「……また……す、するの……?」
「そりゃ、するでしょ?」
そう言って、先生の唇が私の耳たぶに触れる。
「っ……あ……っ」
ぬるっとした舌の感触が、耳の先をゆっくりなぞってくる。
わざとらしく、じらすように。
「は? したくない?」
鼓膜を直接震わせる、甘く低い響き。
とろけるようなその声に、頭がぼーっとして、うまく言葉が出てこない。
だって、さっきもしたし。
昨日の夜だって、数え切れないくらい、いっぱい……。
先生に触れられると、体中が熱くなって。
もっと触ってほしい、なんて思ってしまう自分がいる。
(……したくない、わけじゃない、けど……っ)
なんて答えればいいかわからなくて。
私は膝の上で浴衣の生地をぎゅっと握りしめた。