【呪術廻戦/五条悟R18】── 花冠の傍らで ──
第4章 「咲きて散る、時の花 後編**」
「この可愛い口で、僕の咥えてたんだ……って」
その言葉に、ぶわっと顔が熱くなる。
私は慌てて口を離した。
「先生の……ばかっ……!」
小さく叫んで、思わず口元を手で覆った。
「ごめんごめん、怒んないで~」
先生が笑いながら、私の頭をよしよしと撫でる。
「……そんなん見せられたら、記憶消したくなくなるんだけど」
そう言って、五条さんが腰を深く押し込んだ。
「――っあ……!」
甘く、痺れるような疼きが下腹を駆ける。
五条さんがさっきまで止まっていた腰の動きを、再びゆっくりと再開させていた。
「、忘れたくない。全部……俺のものでいろよ」
その言葉が、胸に染みこんでいく。
切なくて、愛しくて。
気づいたときには、もう涙が頬を伝っていた。
でもそれが、切なさからなのか、
それとも快感のせいなのか……自分でもわからなかった。
「ん、く……っ、や……っ」
五条さんが、さっきとはまるで違う速さで動き始める。
優しい言葉をくれたすぐあとに、こんなふうに責められたら。
心も、身体も、全部、もたなくなる。
「やっ……あっ、だめ、そんな……っ、い、いきなり……っ」
息もまともに吸えないまま、快感に翻弄されていると――
先生の手が私の手を取り、自分のものへと導いた。
その熱を握らされたまま、私は戸惑って動けなかった。
先生が私の手を包むように掴み、ゆっくりと動かし始める。
ぬるりとした熱が、指の隙間から伝わってきて、思わず喉が鳴った。
(先生の触って、そんなの……っ)
恥ずかしさで顔がかぁっと火照る。
けど、彼の手が重なったままじゃ、抵抗もできなくて。
「……ん、っ……」
低く、湿った声が、先生の喉から漏れる。
それは明らかに、快感を堪える声だった。
「の手、気持ちよすぎ……」
濡れた睫毛の奥で、青が揺れてる。
口元もわずかに開いたまま、そこから洩れる吐息が、熱くて甘い。
おそるおそる、手首を少しだけ動かしてみる。
上下に、ゆっくり、滑らせるように。