【呪術廻戦/五条悟R18】── 花冠の傍らで ──
第4章 「咲きて散る、時の花 後編**」
「は? ずるいぞ、それ」
少し怒ったような、でも熱を帯びた五条さんの声が落ちてくる。
「そっちは下で、をたっぷり味わってるでしょ。だったら、僕はこっちでを堪能するから」
「そっちはさっき、思いっきり楽しんでただろっ」
二人の声が交差する中、先生は私の唇に自分のものをすり寄せてくる。
突然、五条さんがぐっと、腰を押し出してきた。
「――っあ、あぁ……っ!」
その一撃で、反射的に喉から甘い息がこぼれた。
息と一緒に、唇がゆるく開く。
その瞬間、先生が硬くなったそれを唇へ押し当ててきた。
「ん……っ」
ゆっくりと押し込まれていく。
口内が先生のものでいっぱいになって、息がうまくできない。
(く、るしい……)
少しだけしょっぱい。
唾液が溢れ、舌が痺れていくような感覚が走る。
苦しくて、熱くて、どうしていいか分からない。
そんな私を見下ろしながら、先生は口角を上げる。
その蒼い瞳が、私のすべてを覗き込むように細められていた。
「ちゃんと覚えて。形も、匂いも、重さも」
「はこれで奥突かれて、気持ちよくなってるんだから」
先生の大きな手が、そっと私の頭を撫でる。
「、舐めて」
撫でる手の動きはすごく穏やかなのに、その言葉は逆らう隙がなかった。
先生のその声で言われたら、どうしても逆らえない。
唇が自然に動いていた。
舌の上を滑る、それは、ざらりとした質感で。
「ん、っ……んぐ、っ……ふ……っ」
口の中が先生のものでいっぱいで、舌が動かせない。
(……おっきい、これ……っ)
(ん、なにも……できない……っ)
涙がまた滲みそうだった。
先生は困ったように笑いながら、
「さすがに、の小さいお口じゃ入んないか」
そう言うと、先生は一度口から引き抜いた。
唇から離れていく感触に、ほっとする。
(……やっと、息……できる……)
先生は微かに濡れた唇を親指でやさしく拭う。
そして、拭っていたその唇へ、再び“熱”を触れさせた。