【呪術廻戦/五条悟R18】── 花冠の傍らで ──
第4章 「咲きて散る、時の花 後編**」
涙が滲む。
(……だって、ふたりとも……大好きな人で……っ)
(めちゃくちゃになるのも……わかってるのに……)
気づいたときには、もう声になっていた。
「せんせ、……ぇ……」
「ごじょ、う……さん……」
声になったのは、涙と一緒にこぼれ落ちた小さな願い。
でも、その先の言葉がどうしても、すぐには出てこない。
視線は落としたまま、小さく息を吸い込んで、
「……き、気持ちよく……して、ください……」
それは、小さい声だった。
でも、たしかに届くように。
視線なんて合わせられなくて、ただ唇だけが震えていた。
部屋の中に、一瞬だけ静寂が落ちる。
「言えたじゃん」
五条さんが目を細める。
その視線は優しいのに、でもどこか獣みたいで。
「……ほんと可愛い」
背後から囁くように、先生の声が響く。
頬に先生の唇が触れ、ちゅっ、と音がした。
「……今から、僕たちがたっぷり気持ちよくしてあげるから」
その言葉に、また震えが走った。
「あー、もう無理。我慢できない」
五条さんのそんな声が落ちてきたかと思えば、その手は私のショートパンツと下着に指をかけた。
「きゃ……!」
あっという間に、膝のあたりまで降ろされる。
「ちょっと、がっつきすぎでしょ。ガキか」
先生の声がどこか呆れたように響いた。
五条さんがふてくされたように目を逸らす。
「しょうがねーだろ。こんなの我慢しろっていう方が無理だろ」
「まったく。ちょっとくらい、焦らす余裕覚えろよ?」
小さく舌打ちしながら、先生の指が私の下着を滑らせて、すとん、とシーツへ落とす。