【呪術廻戦/五条悟R18】── 花冠の傍らで ──
第4章 「咲きて散る、時の花 後編**」
「……俺にも触らせろよ」
唸るような声が落ちた。
見ると、五条さんが明らかに苛立った顔で睨んでいた。
「えっ、あ……っ」
言い切る前に、素肌の上に荒い手が触れる。
「っ……!」
先生とは違う。
がむしゃらな手つきで胸を撫でまわし、左胸の頂点を強めに擦りあげた。
「……ぁ……あ、んっ……やっ……!」
どちらも違う動きをしてくるから、身体の感覚が追いつかない。
先生の指は焦らすように撫でながら、頂点の輪郭をなぞる。
一方で、五条さんの指は強く擦り上げ、ぴんっと弾いた。
片方は、やさしく溶かすみたいに。
もう片方は、我慢できないみたいに、がむしゃらに求めてきて。
「ん、ぁ……っ……」
こわいのに、欲しくて。
逃げたいのに、もっと欲しくなって。
(やだ……止めたいのに……)
(身体が、勝手に……っ)
腰が揺れる。
止めようとしても、甘く泣くような声が喉から零れてくる。
「……や、あっ……っ」
熱くて、苦しくて――
それでも、もっと奥が疼いてく。
反応する身体が、いちばん正直だった。
気づけば、涙が滲んでた。
潤んだ視界の端から、ぽろりと熱い雫がこぼれる。
そのとき。
目尻に、ぬるい熱が触れた。
「……っ」
頬に伝った涙を、先生の舌がすくうように舐めていく。
まるで、落ちたしずくさえ惜しむみたいに。
「の泣き顔って、もっと泣かせたくなるんだよね」
そう言って、先生の指先がわずかに力を込めて頂点を摘んだ。
「あぁっ……やっ……!」
彼の親指と人差し指が何度も何度も擦れるたび、
そこがじんじんと熱をもち始めて、固くなっていくのが自分でもわかった。
「……っ、ひゃ……ん、んんっ……!」
「は、乳首こうされるの好きだもんね」
息が乱れて、声が漏れるのを抑えきれない。