第13章 林間合宿
準備体操を終え、みんななんの躊躇いもなくプールに入った。
八「繋原さんも、入りましょう?」
八百万がに向かって手を差し出した。
しかしはなかなか手を取ることができない。
麗「怖い?」
「…うん…ごめん…」
葉「謝る必要ないよ!ていうか繋原さんにも怖いものあるなんて意外かも!」
蛙「ならまずは足をつけてみたらいいんじゃないかしら?」
芦「あ!じゃあ私手繋いでてあげる!」
葉「私もー!」
2人はそう言うとプールサイドに上がり、の手を掴んでくれていた。
蛙吹は慣らすように少しずつ足に水をかけ、ゆっくりではあるが膝まで浸かることができた。
麗「繋原ちゃん!足入ったよ!」
耳「すごいじゃん」
の顔には少し微笑みが浮かんだ。
(大丈夫…怖くない…かも)
八「体は入れられそうですか?」
「うん…やってみる…でも…手繋いでてくれる…?」
がそう言うと、一拍おいてみんなから声が上がった。
A組女子「かわいい!!」
八「もちろんですわ!」
八百万と蛙吹が、芦戸と葉隠からの手をバトンタッチした。
ドポンッ
は固く目を瞑っていた。
耳「入れたじゃん!」
は目を開けて、みんなの方を見た。
するとみんな拍手をしたり、笑顔でこちらを見ていた。
その笑顔はを安心させた。
(怖くない…あの時とは違う…みんなとなら、全然怖くない…)
八「どうです?少しは克服できました?」
「うん…!できたよ…!ありがとう!」
は2人からスッと手を離し、ニコッと笑った。