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【呪術廻戦/五条悟R18】魔女は花冠を抱いて眠る

第29章 「善意の逆理 Ⅱ**」


唇を離して、僕はの頬に触れた。
その奥にいる愛しい彼女だけを見つけるように。


すると、ほんの一瞬の瞳にいつもの色が滲んだ気がした。
その奥で、何かが必死にこちらへ手を伸ばしているのを感じる。



『……愚かな子』



悠蓮が、微かに息を吐くように呟いた。
嘲るように歪んでいた唇が、ほんの少しだけ引き結ばれる。



「そう? は、僕に会いたがってるみたいだけど?」



翠色の瞳が、静かに僕を射抜く。
怒りよりも冷たい。
憎しみよりも深い。

まるで、僕の言葉など最初から届いていないみたいに。



『この子はいずれ、あらやへ還る』

「……あらや?」



そう言って、悠蓮はの奥へ深く沈んでいった。
翠色だけがまだ薄く瞳の底に残っている。
悠蓮が言ったことも気になるが、まずはが先だ。



「……。聞こえてるなら、僕の方を見て」



耳元に唇を寄せて、そう言うと。



「……んっ、あ……はぁ……」



潤んだ瞳がわずかに僕の方を向いた。
僕の声に、確かな反応を返し始めている。



「戻っておいで。僕のところに」



手首を掴んでいたのを離し、代わりに隙間を埋めるよう指を絡めた。


僕の声も、体温も、触れている場所。
僕の全部で、をこちら側へ繋ぎ止めるために。
彼女をきつく抱きしめたまま、再び腰を動かした。



「……ッ!! あ、ぁぁッ、や、ぁッ……!!」



激しく打ち付けるたびに、部屋に響く水音がどんどん大きくなっていく。

戻ってきている。
まだ完全じゃない。
なのに、目の前で僕に狂わされているの姿は、どうしようもなく僕の欲を煽ってくる。



「……っ、……っ」

「……っ、や、あ……っ、ぁ、あぁっ……!」



下腹部がじんじんと熱を持ちだした。
もう限界が近い。



「……っ、出る……っ!」



の中に、僕の欲ごとありったけの正のエネルギーを打ち込んでいく。
最後の一滴まで絞り出すように、中へ放ち続けた。
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