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【呪術廻戦/五条悟R18】魔女は花冠を抱いて眠る

第29章 「善意の逆理 Ⅱ**」


「あっ、あっ、あっ……っ、や……ん、っく……!」



僕に突かれるたびに喘ぐ、唇を塞いでやる。
声も、呼吸も、逃げないように。
僕の中にあるものを、少しでも多く彼女へ届かせるように。



「……ッ、ん、むぅッ……!」



舌を捩じ込んで、の口内を隅々までかき回した。

ちゅっ、じゅる、……ちゅる……。

柔らかくて小さい舌。
甘く熱を帯びた感触が絡むたび、僕の理性を少しずつ溶かしていく。


(……めちゃくちゃ気持ちいい)


一度触れたら、もう離したくない。
もっと、もっと。



「んんっ、く……っ、ぁ……」



自分でも抑えが効かなくなっていくのを感じながら、僕の唾液をたっぷりと流し込んだ。


今、の身体は上から下まで、全部僕のもので満たされている。
そう考えただけで、僕の欲が昇ってくる。


が苦しそうに喉を鳴らしたのがわかって、ようやく唇を離した。



「……は、ぁ……っ、ん、あ……っ」



の口の端から、とろりと銀色の糸が零れ落ちる。
飲み込みきれなかった僕の唾液が、顎をつたって光った。

荒い呼吸に合わせて、濡れた唇がだらしなく開いたままになっている。


(あーーーー……、もう)


僕は顎をつたうその雫を親指で乱暴に拭い取って、またすぐにその可愛い唇に吸い付いた。
同時に、何度も何度も腰を打ち付ける。

深く繋がったまま、彼女の名前を心の中で繰り返す。







ふと、微かに開かれた瞳と視線が絡んだ。
とろけて焦点の合っていなかった瞳。
それが、いつの間にか吸い込まれそうな翠色に染まっていた。



「……?」



思わず、動きを止める。
違う。
今、僕を見ているのは――



悠蓮、なのか。


そう思った次の瞬間、の腕が僕の首に回った。
震える指が、僕の背中にぎゅっと縋る。
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