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【呪術廻戦/五条悟R18】魔女は花冠を抱いて眠る

第17章 「花は蒼に濡れる**」


先生の唇が胸の先端へ近づく。
一度やわらかく押し当てられ、ちゅと小さく吸われる。
もう片側は親指と人差し指でかたちを確かめるように挟まれて、小さな突起をこりこりと摘まれる。
 


「……ふぁ……ん、あ……ぁ……っ」


 
左右交互に吸い付く唇と爪先で弄ぶ指先――
そのたびに、熱い波がせり上がってくる。



「……や……っ、あっ……ん……」



吸われた箇所がじんじんと熱を帯びる。


指先が乳房の下をなぞるように這い上がり、ふくらみの柔らかさを確かめるように包み込む。
親指が先端の突起をかすめた瞬間、

 

「んっ……あ、あっ……!」

 

ひときわ高く跳ねるように、背筋がびくんと反り返った。
腰がじっとしていられなくなり、シーツの上でかすかにずれていく。


熱い。
そこも、ここも、身体中全部が。


太ももの内側が無意識に擦れ合った。
肌に張りついた湿り気がひやりと伝わって、自分でもわかるほど――
そこは熱を帯びて濡れていた。



「……」

 

名前を呼ばれて視線を上げると、先生が口元にゆるく笑みを浮かべていた。

 

「そうやって……無意識に擦り合わせてんの、めちゃくちゃえっち」

「……っ!?」

 

思わず顔が熱くなる。



「こっちも触って欲しいんだ?」



そう囁いた先生の指が、ゆっくりと太ももの間に滑り込んできた。
次の瞬間、太ももを掴まれ――

 
膝がゆっくりと外側に押し広げられる。


(……やだ、こんな、丸見え……)


それなのに、先生の視線は容赦なくそこへ注がれていて、
 


「あ、すご……もうぐしょぐしょだ」

 

一瞬で頭まで熱がのぼる。
きゅっと太ももに力が入るけど、もう遅くて。


ああ、もうやだ、恥ずかしい――


(だって、だって……気持ちよくて……もう……どうにかなっちゃいそうで……)


「……言ったよね。余裕なくさせてあげるって」

 

くすっと笑ったその声が痺れるほど甘く響いた。
 

(だめ……そこ、触れられたら……)

 
身体の奥が何かを求めるようにじんじんと疼いていく。
 
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