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You are Mine【怪獣8号:保科宗四郎】

第4章 副隊長、助けてください


手を引かれ彼の家に戻るとまたくっつかれて、そんなずっとくっついていて飽きないんだろうかと首を捻る。

それと…私もそろそろ慣れてくれと胸を高鳴らせる自身に呆れる。


痛くないん?と軽く胸に触れられドキッとしながら頷く。


「ほな、見せて?」


「え…。」


「嫌なら見ぃひん。」


いつも嫌と言っても勝手にしてくるじゃないか…。

見たらまた触られるんだろうか…今はあまりそういうことをしたくないんだが…。


副隊長の手を掴んで服の裾を持たせた。


「み、見るだけなら…。」


背中に手を回してホックを外し服を捲る。


「まだ赤いやん……ちゅーか、なんやねん。指の痕ついてもうてるやん。」


少し赤みが引き、指の痕がよく見えるようになっている。

私は洗う前に見たから知っていたけど。


「なんでこんな強く触るんかなあ。女の子に優しくせぇへん男は、ほんま意味わからへん。」


特に君に…と呟きながら頭を撫でて立ち上がる。


戻ってくると、風呂上がったら塗ろとテーブルに何かを置いた。

塗り薬?

放置してたら治ると思うけど…。

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