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You are Mine【怪獣8号:保科宗四郎】

第4章 副隊長、助けてください


「こっちは?」


軽く下腹部を撫でる。


「指、無理やり入れられたから、少し…。」


ほんまにありえへんと抱きしめられる。


「僕はそんな無理やりせぇへんから安心してな?いつも君の反応見て触ってんねん。」


副隊長に痛いことをされたことはない。

あ、いや…。


「さっき、首噛まれた時痛かった…。」


「え、痛かったん?甘噛みのつもりやったんだけど…ごめんな。」


軽く顎を上げられて首を見てくる。

大丈夫だよと笑うとほんまにと疑う目で見てくる。

そんなに痛いことするの嫌なの?

副隊長なら、少し痛いくらいなら全然いいんだけども…とは思うが口にはしない。


「ちょっと赤ぁなっとる…ほんまに痛ない?」


眉を下げながら見つめてきてホックをつけてくれる。

その手はそのまま腕を撫で手までいくと、指を絡めて胸の前で握った。


本当に大丈夫だと返せば、首のソコに口付けて耳の下ら辺に頬を擦り寄せてくる。


「好きや…ふふっ、凉好きや。僕にもっと愛されて、もっと可愛なってや…死んでも好きやから。」


胸が張り裂けそう…私、好きな人にこんな愛されてるの?

もう疑う余地もない、私は彼に愛されている。


擦り寄せていた頬を離し露わになった瞳は、迷わず私だけを映していた。

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