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You are Mine【怪獣8号:保科宗四郎】

第4章 副隊長、助けてください


誰か助けて…。

"助けて言われんと、僕は助けへんからな"

副隊長っ…。


ズボンと下着を一気に下ろされて膝を開かれる。

濡れてもいないソコに無理やり指を突っ込まれて痛みで、声にならない悲鳴を上げる。


ポケットにしまっていた通信機を手の中に隠しながら耳につけて手で隠す。

お願い…気付いて…。


手が震える。顎もガクガクと震えて怖くて堪らない。


すると耳に彼の声が聞こえてきて涙が溢れる。


「た、たすけて…うっ、うぅ……。」


「はっ、誰も助けになんか来ねぇよ。」


彼の家から帰ってきたことを後悔した。


「凉?どしたん!?どこおる?」


「なんで、私の家知ってるの…教えてないのに…。」


「ババアに聞いたらすぐ教えてくれたわ。」


仮にも恋人のことをババアなんて…。


副隊長に家だということは伝わっただろうか…。

彼が来るまでこの男が腰を沈めないようにしなきゃ。


副隊長が何度も名前を呼んでくれる。
すぐ行くからと…今ここやからと…ずっと声をかけてくれる。


自身のズボンに手をかけた男の姿を確認し、必死に逃げようとしたがすぐに捕まって腰を引っ張られる。


「そ、しろう…たすけ…はやくぅ…。」


「もうちょいやから…絶対、僕が助けたる。」


何かに気付いた男は私の腕を床に押さえつけ、身体をまじまじと見てくる。

そして耳を見た男は通信機を分捕って投げ捨てた。


隊員になってたくさん鍛えてきたはずなのに、恐怖で身体が動かなくて抵抗すら出来ない。


鍵は開いてるはず…早く、宗四郎っ…助けて…。


膣口に宛てがわれたモノに全身が冷えきってガクガクと震えた。


「宗四郎っ!!」


声の限り叫んだ。

彼以外に奪われるなんて嫌だ。

こんなことなら、抱かれればよかった…。


「宗四郎!宗四郎っ、早く!助けて!!そっ…んっんんっ!?」


必死に彼の名前を叫んでいると口を押さえられて、息すらまともに出来ない。


やだ、入りそう…痛い…。

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