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You are Mine【怪獣8号:保科宗四郎】

第14章 副隊長、許しません


「少しでも触ったらあかん?」


家についてソファに座っていると、そう言って見つめてくる彼を無視して空いている部屋に向かう。

さっき手出さないって言ったじゃん。


「ごめんて!触るいうのは、手ぇ握ったりとかそういうことや…えろいことやない。」


扉を開けようとしたら手で押さえられてしまった。


リビングに戻ろうとするとついてくるので、シャワーを浴びることにした。

一緒に入りたいという彼には何も言わず、彼の目の前で服を脱ぐと入るからなと言って一緒に入ってくる。


私がシャンプーをしてる間に彼も浴びる。

先に洗い浴室を出て服を着ていると出てきたので、すぐに着てリビングに向かった。


「凉、愛しとる…。」


ソファでスマホを弄っていると戻ってきた彼が後ろから甘く囁く。


彼の方は見ずに手の平を上にして少し上げた。

すると彼はすぐ隣に来て手を重ねると私の手を引き寄せて、愛しそうに口付けた。

ほら、彼は私のもの。


彼側の手を握られている為彼の身体の方を向き、頭を膝に預けた。


「凉?…ふふっ、好きや。」


シャワー浴びなきゃよかったかも…気持ち悪い…。


「もう寝よか、気持ち悪いんやろ?」


なんでわかるの…。


抱っこするでと言いながらゆっくり手を近付けてくるので、受け入れるとそのまま寝室に運ばれた。


横になると頭を撫でてきたので目を閉じて眠った。

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