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You are Mine【怪獣8号:保科宗四郎】

第14章 副隊長、許しません


「凉、帰ろ…。」


慰労会が終わり、宗四郎に帰ろう言われるが正直帰りたくない。

こんな酔っ払ってたら抵抗も出来ないからだ。

もし抵抗出来ずに襲われたら…。


「嫌、絶対えっちなことするもん。」


「せぇへんって…言うたやん、酔っ払いには手ぇ出さんて……やめてや、他の男に触らんといて。」


強そうな神楽木くんの肩に触れ背中に隠れる。

彼が無理やり連れて行かないことを知っている。

先程触らないでと言ってから一切触れて来ない。


もしされてもいいかと思い、大人しく彼の元へ戻り隣を歩く。


このちゃんには目もくれない彼に嬉しくなる。

だんだん嫌な自分になるのには目を逸らした。


この人は私のもの。

私がどんなに嫌な態度を取っても、もう離れることはない。

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