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You are Mine【怪獣8号:保科宗四郎】

第13章 副隊長、私はもう要りませんか?


「凉さん、もう身体大丈夫?」


「うん…ごめん、当分仕事以外で話しかけないでもらえるかな。」


勤務時間は終えたがまだ仕事が残っているので、少し休んでからまた始めようと廊下をプラプラしていたら、レノくんに見つかってしまった。


彼はレノくんと仲良くするのを嫌がっていた、だからもう少し距離を考えようと思う。

でも、彼との距離は変えない。


副隊長室に戻って作業を再開した。


「休憩はもうええんか?」


「はい。」


甘い声を出す彼に短い返事だけをしてパソコンを見続ける。


それから何時間か続けていたが、宗四郎はまだ帰らないんだろうか。

特に終わらせなければいけないものはないはずだ。


「凉、少し基地内デートせぇへん?」


基地内デートとは…。

ほとんどの作業は終わらせたので特に断る理由もなく、立ち上がると彼も立ち上がり、行こと言う彼についていった。


「カフカがなぁ、まだ資料室いるはずやねん。はよ寝ぇ言わんと。」


日比野さんはこの時間でもまだ勉強をしているのか。

もう夜中だと言うのに…。

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