第11章 副隊長、レノくんがごめんなさい
ご飯を食べ終わって出るまでまだ時間があるので、彼の服を剥ぎ取り洗濯機を回す。
「凉〜朝から大胆やーん…さっきも攻められたし…。」
未だにすっぽんぽんの彼を無視して早く着てと、軽くジャージ等を投げつける。
私も全て脱いでしまったのですぐに着ようとしたが止められてしまった。
「ほんまにええ身体しとるよなぁ…おっぱいもでかくてやらかいし…腰から尻はやらしくて堪らん。」
肩を撫で胸をふにっと指で押しながら、腰を撫でお尻を揉む。
別にそんなスタイルは良くないのだが…。
毎日鍛えているはずなのに、至るところがふにふになのだ。
「女の子って感じで最高やわ……これとかな?」
「ひっやあっ!?やめて!!肉を摘まないでっ!」
「ははっ、最近たるんでるんとちゃう?僕が鍛え直したろか?」
鍛えてはいるが最近は他のことで忙しくて、あまり訓練に時間を割けていない。
その賜物というかなんというか…お腹の肉を摘まれてしまった。
彼を睨みながら服を手繰り寄せて、必死に身体を隠す。
「体重増えたやろ?筋肉やなくて脂肪で…くっふふふ…。」
「もうっ!意地悪!」
「僕は好きやで?ふにふにしとるの。」
恥ずかしすぎてお返しをするように、彼のお腹の肉…いや皮を引っ張った。
痛いわと笑いながら腕を取られてそのまま引き寄せられると、背中をつー…っと指で撫でられる。
「ほら…こんな敏感なんも好きや。君の全部、好きで好きで堪らん。」
背中に与えられる刺激にビクビクと身体を震わせていると、ぎゅっと抱きしめられて耳に息がかかり甘ったるい声が鼓膜を震わす。
君に触れていいのは僕だけだと少し辛そうな声を漏らした。
触らせてごめんと謝るが、君は悪ないと腕に力を込められる。
もう辛い思いはさせたくない。