第11章 副隊長、レノくんがごめんなさい
「凉ごめん。そんな気持ちよかったん?この体位好きなん?」
奥好きやもんなと優しく笑ってゆっくり私を持ち上げる。
自身を引き抜いて私を椅子に座らせると、素早く自身の処理をしてすぐに私の陰部も綺麗にしてくれた。
だらしなく背もたれに身体を預けていると、引き寄せられて彼の腕の中に収まる。
「ごめんな、でもめっちゃ可愛かったで…僕に愛されてグズグズになってまうんやばいな…ほんまに好きや。」
「ん、宗四郎、好き…。」
休んでてええでと身体を離すと私を近くに置いたまま彼は仕事を再開させた。
ボーッと宗四郎の脇腹の服を掴んでいるとチュッと一瞬だけ唇を重ねる。
笑いながら彼はすぐに資料へ向き直った。
夜勤と後そのまま隊員任命式なのにこんなんにされて…。
その後すぐに扉の外から斑鳩小隊長の声が聞こえて宗四郎はちょお待ちぃと声をかけると、私の手を離しながら立ち上がる。
「こないに股広げて…閉じれんの?しゃーない、これ掛けとき。」
私がだらしなく足を広げたままだったので、彼は自身のジャージを脱いで掛けてくれた。
宗四郎は座り直すと斑鳩小隊長を通して話し始める。
ボーッとして宗四郎に触れていないと不安になる。
肘掛にある彼の手に手を伸ばし、小指をきゅっと握った。
チラッと私を見た彼はすぐに斑鳩小隊長に視線を戻す。
すると、スルッと小指が抜けてぎゅっと包み込まれた。
斑鳩小隊長は見ないフリをしてくれているようだ。
斑鳩小隊長がいなくなってしばらくしてからやっと動けるようになり、ありがとうと言ってジャージを肩に掛けて返す。
仕事に戻ろうと椅子を引き摺り自分の席に戻ろうとしたが、そのまま椅子を引っ張られて彼の隣に戻る。
どうしたのかと思い見つめると、意地悪く歪んだ。
「ここでえっちしてしもたなあ?ここいる時はいっつも思い出してまうんとちゃう?僕のもんがここに入ってたん…。」
股をスルッと撫でられて肩を震わす。
意地悪しないでとその手を取り、今度こそ自分の席に戻った。