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魅惑の恋【短編集】

第37章 禪院直哉の溺愛奴隷✿禪院直哉✿裏


「直哉様……ダメですか?……もう、玩具は嫌です……私、直哉様の言いつけ、ちゃんと守ってたんですよ?ご褒美ください。……誰のモノも挿れてないです」

目の前の直哉様は息を呑み、目を見開いた。そして、軽く口付ける。直哉様は片側の口角を上げて、ニヤリと笑った。

「ご褒美て、何が欲しいん?ちゃんと言わなあかんやろ?」

「……直哉様の……おっきい、おちんちん……」

胸に触れていた手を滑らせ、直哉様の中心に触れる。まさか、大きくなっているとは知らなかった。

「俺の嫁は、ほんまに欲しがりや。だらしない下の口も、だらだら零しとるんちゃう?」

ニコニコと笑いながら畳みに座らせられた。期待に胸が高鳴る。

――歪んでいるとわかっている。でも……それでも、私は直哉様が欲しかった。奉仕がなくなってから、誰にさせているのか、私の大切な子たちを傷付けているのではないかと、怒りを滲ませていた。

だがそれは、ただの"嫉妬"だった。私以外の子に、特別なことをさせないで――

「直哉様……もう、我慢させないで――嫉妬、させないで……私のことだけを見ていてください」

驚いた直哉様の顔が、片側の口角を上げて、ニヤリと歪んだ。その表情にすら、身体の奥が音を立てて疼く。

何もない私は、直哉様の心を奪っていた。
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