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『おにいちゃん』の、言うとおり

第3章 瑠璃—るり—





「…………っ、なん、で」


「ねぇ瑠璃」
「おまえ、誰の許可得てどこの知らねぇヤローに無防備晒してんだ?」
「2人きりになっただけでもお仕置きなのに、触らせたの、瑠璃」


「ぁ…………」


「どーしようか、ねぇ黎」




掴まれた手首ごと、黎が捉えて。
指先を、舌が舐めとる。
「瑠璃はさ、ちゃんと自覚しな」
「???」
「俺たちだけのもん」
「…………にぃ、ちゃ…………?」
「瑠璃の髪の毛1本も」
「瑠璃の好意も嫌悪も、涙も唾液も」
「全部、僕たちのものだよ」

「返事は?瑠璃」


「…………はい」


「あーあ、物欲しそうな顔」


黎の指が、今度は舌先を捕まえて擦り上げるから。
頭、まわんなくなる。
ああ。
好き。
このままここでぐちゃぐちゃにされちゃうんだ。
激しく貫かれて。
意味わかんなくなるくらいまで。
気持ち良く、されちゃう。



「…………帰るぞ、瑠璃」



「…………ぇ」



「ここで犯して欲しいよね、瑠璃」
「っ」
「駄目」
「お預け」
「なん、でぇ…………?」
「瑠璃がして欲しそうな顔するからだよ」
「ぇ」
「お仕置き」
「家まで我慢出来るよな?」



「…………っ」



意地悪な視線で。
表情で。
瑠璃を追い込むその声が好き。
獲物を射抜くその視線が好き。




あんなにざわついていたはずの心臓が。
心地よく。
陶酔していく。




「…………悪い子だね、瑠璃」




戒めるように細められた、色香を含む燐の視線。




「…………うん」




それだけでもぉ。
全てどーでも良くなるの。



「瑠璃、悪い子だからお仕置きして…………?」






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