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【ヒロアカ】アナタのトリコ【R18】

第2章 episode2


トイレの鏡で服装を整えて、もう一本タバコを吸ってから両頬を叩いて気合を入れ、席に戻る。

「遅せぇよクソしてたんか」

『なっ?!さっき喫煙所いましたよね?!』

さっきまで私を欲望任せに弄んだ爆豪先輩は、いつもの先輩に戻っていてなんだか調子が狂う。


ぷりぷりしながら席に座ると前にいるホークスが自分の胸元をトントンと叩き、私を指さした。


『…?』


…まさかっ!


目線を自分の谷間にやるとチューブトップから少し赤くなっているそれが見えて急いでトレーナーのジッパーを上まで上げた。

それが自分が付けた印では無いことが分かっているはずだが、余裕そうにしているのをみて何故がイラッとした。


「…」

『ひっ!!!』

「やめろよお前。俺はお化けじゃねぇ。」

『す、すみません…』


突然相澤先生に声をかけられてとんでもない声が出てしまった。
ビールジョッキを片手に私の隣に座る相澤先生。なんだか目が据わっていて…私を見る目がとっても色っぽい。


「お前、いくつになった。」

『21です。』

「そーか。こうしてお前たちと酒が飲める日が来るなんて感慨深いな。緑谷はいつも学校で一緒だが、お前たちの活動は色々見てる。」


先輩方やは私を見ながらうんうんと1人頷き、ビールを喉に流す。
先生酔ってるのかな…?お酒飲むとスラスラと熱いことを語るタイプ…?


「相澤先生?だ、大丈夫ですか?」

あたふたしている緑谷先輩なんて気にもとめずに「大丈夫だ。俺は酒には飲まれない。」と言っているけど…。
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