• テキストサイズ

あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第5章 嫉妬


今日は剣道をするらしいので、着替えて道場に入る。

どうやら私の相手は副隊長がするらしい。
僕の動きに合わせろと言われた。

普通に剣道をするんじゃないのだろうか。


向かい合うと、彼は竹刀を振りかざし踏み込んでくる。
次の瞬間、脳天に衝撃が走る。


「...ったぁ!」


思わず声を漏らし面の上から頭を擦る。
面があるのに痛いとは...もう少し手加減してくれてもいいじゃないか。


「なに居ついとるん。ちゃんとしぃや。」


い、いついとる...?
よくわからないがちゃんとしろと言われたので、気を取り直して向かい合う。


それから何度も打ち込むが全て躱され、私は全て身体で受け止めた。
防具をつけてるのになんでこんな痛いの...。


昼ご飯食べて少し演習場で訓練をすると、みんなにトレーニングルームで筋トレをするように言って、私は特別訓練やと連れて行かれる。

何をするのだろう。
スーツのままでやるんだろうか。


大人しく後をついて歩いていると、途中で副隊長はスーツに着替えて、とある訓練室についた。

/ 591ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp