第5章 嫉妬
太腿の間から小さくなったものを抜いて、ゆっくりと私を座らせた。
火照った身体に床の冷たさが伝わり気持ちよく感じる。
彼は謝りながら顎に残った精液を指で拭い、シャワーで流した。
こんな飛ぶと思わんかったわと申し訳なさそうに眉を下げる。
動けなくなった私の身体にお湯をかけて、股に手を伸ばし割れ目の中に指を入れると、お湯をかけながら愛液などを流した。
その刺激で身体を震わす。
最後にまた身体全体にお湯をかけると、私を抱えてシャワー室から出る。
私の身体をタオルで包むとベッドに置いてまたシャワー室に戻った。
「まだ感覚ある...。」
宗四郎さんのものが私に擦れていた感覚が未だに消えない。
少し休んで楽になった身体を綺麗に拭いて服を着ろうとしたが、下着だけ身に付けてまたベッドに座った。
まだ暑い...。
それに、イキすぎて疲れた。
えっちってこんな体力使うの......。
少し経つと、シャワーを終えた宗四郎さんが出てきて、身体を拭いてから頭にタオルを乗せると、全裸のままクローゼットに向かう。
副隊長までなると、こんな部屋使えるんだ...。
下着だけ履くと、ベッドの上に乗り私の後ろに回り込む。
「またこんな濡れたまんま...。」
手に持っていたタオルを奪うと、優しく髪を拭いてくれた。
「僕はええねん。君より短いしな。」
宗四郎さんも...と言うと、そう言われた。
頭に乗ったままのタオルに手を伸ばし、撫でるように拭いていく。
「気持ちええな、ありがとう。」
八重歯を見せて笑う彼に見惚れてしまう。
拭き終わると、両手を握られ見つめられた。
なんだろうと思い首を傾げると、頬にキスをされる。
ほんま可愛ええなと言いながら抱きしめてきた。
「宗四郎さんもかっこいいし可愛いですよ。」
知っとると言うと、抱きしめていた腕を離し、私に服を着せていく。