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あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第5章 嫉妬


言う気になったかと言われても、喘ぎながら首を横に振るしかなかった。


「いっ、た、わたし、いった!」


「何を言うた言うんや?ただ言い訳しただけやろ。」


下半身への刺激が欲しいのに、彼はただ胸を弄るだけだった。


そのうち、身体の制御が出来なくなってくる。

私の足の間にいる彼の股間に自分のを押し付けて腰を振ってしまう。
抑えられない......。


「とんだ変態やな、君。そないに僕のに擦り付けてなにしとるん?」


触って欲しい...彼に触って欲しい......。
もうそれしか考えられない。


彼は届かない位置に腰を動かし、私が擦り付けられないようにした。


ずっと胸だけを弄られて、おかしくなりそう...。


時々彼は唇を移動させ、色んなとこに赤い花を散らせていく。

そんなに痕つけられたら、お風呂入れなくなる...。


胸を弄っていた手を離し口だけで私を刺激すると、ズボンに指をかけられたので、期待し腰を浮かせた。

ズボンはスルスル抜かれ、机の上に置かれた。


今度はお腹を舐めながら唇を下に移動させて内腿に何度もキスをする。
その間も手は胸を刺激していた。


甘噛みをされたり強く吸われたりもするが、1番刺激が欲しいところには一切触れてくれない。


「そ、しろさっ、あっ...も、おねがっ、さわって...あうっ...!」


少し強く噛まれて声を大きくしてしまう。


「んー?どこや?...ここか?」


下着まで湿らしているそこに指をあてられ身体が跳ねた。
コクコクと頷くと、優しく微笑まれる。


「触らへん。」


天使のような笑みを浮かべながら、そんな言葉を発する。


「いやっ...さわって、もうむりぃ...たえられない...。」


疼きに耐えられず涙を流す。


「じゃあ、ちゃんと言ぃや。それか、僕が触りたくなるようにしたらええ。」


触りたくなるって...どうしたらいいの?

何もわからずに触ってと懇願しながら泣く。
どうしてこんな涙が止まらないんだろう。


触って欲しいのに触ってくれない、彼が触りたくなるようにする方法もわからない。

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