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【R18】俺のヒーローはαでした

第5章 互いが住む世界


響也side

千明を連れ海を出た後、水族館に来た。
初めて来たのか駐車場に着いただけで目を輝かせていた。
先程の海もそうだったのか、幼い頃連れてきてもらったことがないのだろうか。

「なぁなぁ!見ろよこれ!でっけぇ水槽!」

周りの子供よりはしゃいでいる。
目を輝かせながら水槽を見つめる千明を見て、守りたくなった。
本当は物凄く素直で優しい子なんだろう。
初めて会った時は生意気な悪ガキだと思ってたが。
今思えば、ただの強がりで自分の感情に蓋をして我慢していたように感じる。
そうせざるを得なかったのだろう。

「お前可愛いなぁ。」

ペンギンやラッコ、アザラシを見て写真を撮っている。
動物と子供が好きなんだろうか。
連れてきて正解だった。

「佐野?お前楽しんでる?」

「あぁ、楽しいよ。」

千明の幸せそうな表情を見てるだけで満足だ。
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