第44章 G線上のアリア
椛の聞こうとしていた事が分かったのか、質問する前に先に答えが返ってくる。
椛(まぁ、コナン君は別人だと分かっていた訳だし…
蘭ちゃんも、どうやら偽物だと気付いていた様だし…
園子ちゃんだけ、誤魔化せれば良かったからな…)
椛「顔見知りに変装するとき、彼女は本人のアリバイ作りというか…
アフターフォローはしないのね…」
安室「まぁ、そうだな…
組織の人間は大体、自分本位な輩だらけですから…」
椛「そう…
まぁ、梓さんもあまり細かい事は気にし無さそうだしな…」
安室「ふふっ、そうなんですよ。
今回は中々心苦しい言い訳かな、と思ってたんですけどね…」
今日のポアロの様子を実際見たわけではないが、彼がそう言うなら、大丈夫だったのだろう。
そのまま引き続き、今日のポアロの様子を聞いていると、車を走らせて10分程であっという間に目的地に着く。
今日は仕事帰りに、市場調査も兼ねて最近できた新しいお店に一人、食事に行く予定だった椛。
そんな中、昼間に安室から
『今日夕飯一緒に食べないか?』
と連絡が入り、一人で行くところを急遽、二人で行く事になったのだ。
椛「なんだか、二人で外食するの凄い久しぶりですね。」
安室「そうですね。
椛さんの作る料理が美味しいからな〜♪」