第41章 親友との縁故
歩美「ヒロちゃん?」
光彦「女の子ですか?」
山村刑事「いやいや、違う違う男の子だよ!!
名前は諸伏景光!ヒロミツだからヒロちゃん!!」
椛(えっ?)
元太「ちえっ、なんだ〜…
女子じゃねーのかよ。
つまんねーの」
山村刑事「つまんないって…
君、言ってくれちゃいますね〜…
一緒に正義のヒーロー、お互い大人になったら警察官になろうって硬く誓い合った男の友情物語ですよ〜!」
歩美「じゃあそのヒロお兄さんも、警察官になったのぉ?」
山村刑事「ヒロちゃんは子供の頃に東京に引っ越してしまったからね。
その後、どうなったかは知らないんですけど…
ヒロちゃんは子供ながらに頭も良かったし、木登りも上手だったし、きっと夢を叶えてると思うんですよね!!」
歩美「へぇ〜そうなんだぁ〜…
東京で警察官なら佐藤刑事達、知り合いかなぁ?」
光彦「そうですね!
今度会った時にでも聞いてみましょう!!」
鑑識「山村刑事!」
山村「あっ、はい、なんでしょ?」
子供達と事件と全く関係ない雑談をしているいる間に、他の警察官達はテキパキと自分たちの仕事をこなしている為、山村刑事に確認の声がかかる。
どうやら周りの警察官達は、普通に仕事が出来るようだ。
コナン(山村刑事は周りの警察官達に恵まれてるのか…)
そんな様子を見て、少しと言うか…
かなり失礼なことを思っているコナン。