第41章 親友との縁故
コナンは、隣に立つ沖矢と椛の様子を見上げて様子をうかがう。
沖矢は相変わらず無表情で前を見据え、椛も無表情だったが、いつもより少しゲンナリしている様に見えた。
椛はコナンからの視線に気付くと、そっとしゃがみ込んでコナンに小声で声をかける。
椛「コナン君はあの山村刑事さん?
会ったことあるの?」コソコソ
コナン「えっ?
あぁ、うん。
何回か前に、小五郎とおじさん達と一緒に…」コソコソ
椛「そうなんだ…」
コナン「?」
椛「あの人って、いつもあんな感じなの?」コソコソ
コナン(へっ?)
コナン「あぁ、うん、そうだね…」
椛「そうなんだ…」
確認したかった事が確認出来たのか、椛は再び立ち上がって周りの様子に耳を傾けていた。
コナン(それにしても群馬県警は…
人手不足なのか?
他にもっとまともな刑事はいないのかよ…ハハっ…)ジト目
山村刑事「それにしても…
君たち、仮面ヤイバーが好きなのかい?」
歩美「うん!!大好きだよ!」
光彦「正義の味方ですからね!!」
元太「めちゃくちゃカッコいいんだぞ!
山村刑事もきっと好きになるぞ!」
山村「はっはっはっは!!
仮面ヤイバー歴で言うと、僕の方が先輩だったりしちゃったりして〜!」
元太「えっ?そうなのか?」
山村「子供の頃、幼馴染のヒロちゃんと一緒に仮面ヤイバーカード集めてたからね!」