第41章 親友との縁故
歩美「昴さんも、椛お姉さんも、皆んなを助けてくれただけだよ!!」
元太「そうだぞ!
なんで皆を助けた2人が、警察から責められるんだ?」
光彦「こーゆーの、正当防衛って言うんですよね!!」
山村刑事「いや〜…
そうは言ってもだね〜…」
光彦「国民の安全を守るのが、警察の役割じゃ無いんですか!?」
元太「そうだぞ!
警察は仮面ヤイバーの代わりなんだろ?」
歩美「何で正義の味方の警察が、警察の代わりに皆んなを守ってくれた、昴さんと椛お姉さんを責めるの!?
そんなのおかしいよ!!」
灰原「都合の良いところだけ正義を振り回して、現実に起きたことへの優先順位の判断が出来ないなんて…
それでも貴方、本当に警察官なの?」
山村刑事「うっっ…」
完全に多勢に無勢の状態。
なおかつ…
子供達に正論で責め立てられて、言い返すことが出来ない山村刑事。
コナン(あぁ〜あぁ〜あぁ〜あぁ…
今日はどう出るんだぁ?
へっぽこ刑事〜…)ジト目
山村刑事「………
まぁ〜…
そこまで言ってくれちゃうなら…
皆さんの言うことも一理あると思いますし…
では、今回は正当防衛という事で…
それで処理してくれちゃってください。
けど…
今回きりですからね!」
何故か最後は強気な締めで…
一先ずホッとした様子を見せる大人達も居れば、引き続き不満そうな表情を浮かべる者と分かれた。