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ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第41章 親友との縁故


 
灰原「随分と立派な所ね。
想像してたよりだいぶ広いわ。」

コナン「試合会場にもなるって言ってたからな。
あぁ〜…
俺もこんな体じゃなければな~!」

灰原「あら、貴方、元の姿でもどっちみち無理でしょ。
クレーは18歳から。貴方は17。
元の年齢でも足りないわ。
私は足りてるけど。」

コナン「…1こぐらい別にいいじゃね~か。」

灰原「それが日本のルールだもの。
残念だったわね。
いつもの『ハワイで親父が~…』ってゆうの、使えなくて。
ふふっ♪」
 

少し勝ち誇ったように微笑む灰原。

コナン(悪かったな~…
17で…)ジト目
 

そんなやり取りをしていると、
沖矢の車に乗っていた子供たちも車を降り、お礼を言って、2人の方に駆けてくる。

歩美「哀ちゃん~!コナン君~!」
 

外の景色を眺めていた灰原とコナンが、歩美に名前を呼ばれて振り向いた。
 

灰原「あら、随分とご機嫌ね。
朝言ってた件は無事、謎が解けたって事かしら?」

歩美「あぁ~…
それは、歩美たちが悪いことしちゃったな~って…」

灰原「あら、そう…」

光彦「そうですね、僕たちが間違っていました。」

元太「そうだな~、昴の兄ちゃんにも悪いことしちゃったなぁ~…」
 

先ほどの車内の会話を思い出したのか、しょんぼりとした様子の子供達3人。
 

灰原「まぁ〜これを機会に、大人の恋愛に口を出すのはもうやめなさい。
まだ私たちは子供なんだから。」
 

歩美・光彦・元太「「「はぁ~い…」」」
 
 
 

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