第5章 夏だ!海だ!臨海学校だ!
すると少年が手を握ってくる
「天使様を紹介したい!」
『てん…え?』
自分を天使と呼んだ優太に戸惑う
「どこ行ってたんだよ!」
「お前らが勝手にどっか行ったんだろ!」
子供らしいやり取りには微笑ましい気持ちになる
「ところでこの人は?」
「優太のねーちゃん?」
『私は君達を優太くんと一緒に探してたんだよ』
ふふっとが微笑み優太の頭を撫でる
「えぇ!いいなー!」
「僕達とも遊ぼうよ!」
『ごめんね?海の家のお手伝いがあるから』
そう言って手を振るは急いで海の家に戻った