第5章 夏だ!海だ!臨海学校だ!
千尋「そう言う思い出も必要だ」
司「えぇ。今を大切に。ですよ?」
『だよねぇ…ちぃ君、つぅ君も行くでしょ?』
千尋「そうだな。生徒達を放っておくわけにはいかないからな」
司「ですね」
はそっかーっと言うと山道を歩く
微かな鼻歌と木々のざわめきが木霊する
『甘い飴玉 もう飽きてしまって
少しだけ苦いあなたを頂戴
色は斑 交わりは偽善
胸を締める鎖が愛しくて♪』
そう歌うは千尋と司の前を歩く
千尋「ご機嫌だな」
司「これで皆さんと仲良くなれば良いんですけどね」
そう言う千尋と司は愛しそうに見つめる