第5章 夏だ!海だ!臨海学校だ!
『にしても…本当に気持ちいいね』
木々のざわめきと蝉時雨の声には目を瞑る
サァーッと吹き抜ける風がの長い銀髪を弄ぶ
その光景に千尋も司も見惚れる
『ふぁ…眠くなるね』
司「沢山遊びましたからね」
千尋「遊ぶのは元気な証拠だ」
するとピロンっとケータイが鳴る
『ん?』
ケータイを確認するは小さく溜め息を吐き出した
千尋「どうした?」
『みんなで海の家で何か食べるからおいでってさ』
司「それはそれは」
『けどまぁ行かないといけないかなぁ…』
近くの石を軽く蹴るとコロンコロンと転がる