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綺麗な薔薇には棘がある

第12章 服を贈る理由


「はぁ、、、、」

任務終わり、一人屋上で煙草を吸っていた。

ここ最近を避けている。

を目の前にするとアイツの顔がチラつき、腹が立つのだ。

ここ2日ほどから声をかけてくれることは凄ぇ嬉しい。

然し、同時に苦しかったこともあり俺は逃げていた。

自分が情けねぇ。

「はぁ、、、」

再び大きなため息をついたその時だった。

??「お疲れさん。」

「ッ!お、おう。」

なんと目の前に現れたのはアイツだ。

俺の前を横切り、タバコを口に咥えるアイツ。

「、、、、、、。」

聞きたい、とどういう関係なのか。
だが、コイツには聞きたくねぇ。

暫く沈黙の時間が流れた。


織田作「が落ち込んでたぞ」

「は?が?何故だ」

織田作「、、、、、」

奴の言葉に俺はその場を飛び出した。



"中原に嫌われたかもしれないって"


自分のやってた莫迦な行動に今頃気付いたのだ。

を傷つけていたなんて、、、。

早く謝らねぇと!


俺はの部屋へと急いだ。


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