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【呪術廻戦】新世紀の『I LOVE YOU』

第4章 対面






暫くすれば廃ビルから低級の呪霊が飛び出してきた。

「祓います」
「待って」

立ち上がる伏黒に制止をかける五条悟は、何か見えているのだろうか。
刹那。
呪霊の内側から黒い何かが身体を突き破った。
よく見ればそれは釘のようにも見える。
汚い叫び声を上げながらそいつは姿を消す。

「いいね。ちゃんとイカレてた」
「……こっわ」

なにあれ。
糞怖かったんですけど。
なんで身体の内側から釘みたいなものが飛び出すんだ。
どういう術式だよ。
こっわ。

なんて思いながら廃ビルから彼らが出てくるのを待つ。
そして助け出された子供を五条悟は瞬間移動で家まで送り届けた。
コイツの瞬間移動、どういう原理なんだろう。
今度聞いてみるか。

子供を送り届けた五条悟が戻ってくれば今度こそご飯を食べに行こうと言う話になった。
寿司とステーキで意見が分かれる。

「虎杖、私はパーを出すぞ」
「!!」

心理作戦に出た釘崎に悩む虎杖。
じゃんけんの結果、釘崎はグーを出し虎杖はチョキを出した。
素直か。

「寿司だったらいつもの銀座のところでいっか」
「ザギン、フーッ!!」

銀座のいつもの所って……。
サラッと言ったけど、こいつやっぱ金持ってんだな。



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