第3章 受胎

その時、また中に衝撃が走る。
五条悟がまた私の中に入ってきたのだ。
驚いて振り向くと、深いキスを落とされる。
これ以上はやめてくれと懇願するように首を振るが、五条悟は許してくれなかった。

リビングからベッドへ。
バックから正常位へ。
私は男に組み敷かれ抱かれていた。

「ぁ……あっ、……や、だぁっ!!」
「やだじゃないでしょ。気持ちよさそう」
「も、もう……やめ、……んあっ!!」

ガクガク痙攣ばかりする私の体を五条悟はどこか嬉しそうに眺める。
首筋を舐められ、耳裏を舐められ。
五条悟の触れた場所は熱を帯びて、全てが性感帯になった気分だ。

これ以上はなにかダメな気がして、何かを守るように身をよじる。
しかし簡単に腰を掴まれ引き戻される。
そして、私の膝裏に手をかけ胸まで持ち上げる。
いわゆるまんぐり返しという体制で、更に根元まで突かれる。

さっきもそうだった。
ごつりと、奥を突かれて声が出せない。
もはや悲鳴に近い。

「あっは、見ぃつけた。わかる？ほら、ここ。ここにいるね、赤ちゃん」