第3章 受胎
その後、私は再びベッドに戻された。
沢山キスをした。
そして今、私は五条悟の陰茎を口に咥えている。
規格外のでかさのそれは先っぽしか私の口には収まらない。
苦しくて生理的な涙がこぼれる。
てか、顎痛え。
「うん、気持ちいよ」
「っぐ……んぐっ……」
私を見下ろす男は、熱の籠った顔で私を見ている。
きゅんと腹の中の異形が喜ぶ。
喜ぶな、ガキ。
ドМかよ。
なんて悪態をついて、手と口を使って男のそれを何度も何度も舐める。
「そろそろ出すよ」
五条悟は私の頭を掴むと、前後に勢いよく腰を振ってきた。
いきなり喉の奥まで犯されたせいで、えづき吐きそうになるがそれでもお構いなしにガンガン腰を振ってくる。
そして口の中で膨張したそれは私の喉の奥で熱を吐き出す。
どろっとした濃い液体を、ゆっくりと降下し全てを飲み切る頃には男の陰茎は口から出て行った。
「けほっ」
「よく頑張ったね。上手だったよ」
「褒められてもうれしくねえ」
口の中に残る気持ち悪さに私はキッチンに行き水を飲んだ。
粘着した液がなくなってすっきりした。
腹の子も喜んでる。
無意識に、腹を撫でた。
それに応えるように、お腹の子もぐるりと動いた。