第7章 はじまり
再びと視線が合うと互いに引き寄せられるように、顔が近づいた。
鼻先が触れる距離まで近づいた時だった。
敦「さーん!!あれ?この辺でさんの匂いがするのに、、、、。」
慌てて俺と距離を取る。
然し、俺は彼女の手を引き、、、、
『んっ///』
接吻をした。
もう前とは違ぇ、恋人同士になったのだから。
『ッ////』
顔を真っ赤にし乍ら、俺を睨む。
可愛すぎて、全く怖くねぇ。
「可愛い顔しやがって、、、ほら、行くんだろ?」
頷くは、少し寂しげだった。
だから、、、
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「明日逢えるか?」
彼の言葉に頷いた。
まさか本当に中也くんと付き合うことができたなんて、、、夢のようだ。
こんな幸せなことはない。
"明日楽しみにしてるね!"
「ああ、また連絡する。」
もう一度触れるだけの接吻をし、中也くんとは一度別れ、私は敦くんたちの元へと向かった。
そこには探偵社の皆んながいた。
勿論、太宰くんもだ。
"太宰くん!善かった、無事で、、、。"
太宰「ふふ、ちゃん私を心配してくれたのかね?嬉しいよ!どうだい?私と一緒に心中、、、、」
"お断りします。"
太宰「ちぇ、、、、。」
与謝野「、無事で善かった。おや?何かあったのかい?」
"与謝野さん!!はい、また後でお話しますね。"
流石は与謝野さんだ、、、、。
あとでちゃんと話そう、中也くんと付き合ったことを、、、。
太宰「ふふ、さぁ新しい1日の始まりだ。」
朝日が街を照らしていた。
長い夜が終わったのだ、そして私と彼の新しい関係が始まったのだ。